本記事では、サイトによって必要になる設定を行います。
サイト内が複数のドメインに分かれている場合、またはドメインが同じでも http と https に分かれている場合のみ、設定を行ってください。
それ以外の場合(サイトのドメインが統一されている場合)は、この設定は必要ありません。
設定手順
- 管理画面のメニューから 各種設定 > 一般設定 を選択
- 「サイトのドメイン」欄に使用しているドメインをすべて、改行区切りで入力
- ページ最下部の「保存」ボタンをクリック
![複数ドメイン](https://support.materialdigital.jp/hs-fs/hubfs/%E8%A4%87%E6%95%B0%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3.png?width=569&height=398&name=%E8%A4%87%E6%95%B0%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3.png)
この設定をすることで、設定したドメイン間を移動する場合にはURLに
「 fd_bridge_id=xxxx.... 」のようなクエリパラメータが付加され、ドメインを跨ぐ際に、
ユーザーIDが維持されます。
・設定されていないドメインへ遷移する場合は付加されません。
・<a href>によるドメイン間遷移のみ対応となります。その他jsなどによる画面遷移時はクエリパラメータが付与されません。
FlipdeskのユーザーIDはドメインごとに別のものとなりますが、このパラメータの受け渡しをすることで遷移先のドメインでも遷移元のユーザーIDを取り込んで、継続した行動履歴の記録が行われます。
なお、この設定を行わない場合、Flipdeskではドメインごとに訪問者をトラッキングしているため、同じブラウザを使っていてもドメインAとドメインBでは別の訪問者として認識されることになります。
- サイトが複数ドメインに分かれている場合の記述例
example.com
www.example.com
cart.example.com
- ドメインが http と https に分かれている場合の記述例
http://example.com
https://example.com
この設定を行うことでドメインを跨ぐ際に、ユーザーIDが維持されます。
下図の場合、ドメインAにおいてXページ閲覧した履歴を持ったままドメインBでの行動が追記されていきます。これによりXページ閲覧、Y円以上購買という条件でドメインA/B双方においてターゲティングが可能になります。
なお、この設定を行わない場合、Flipdeskではドメインごとに訪問者をトラッキングしているため、同じブラウザを使っていてもドメインAとドメインBでは別の訪問者として認識されることになります。