基本レポート：RFMレポートについて

基本レポートの「RFMレポート」タブについて説明します。

1. RFM分析

「Recency（直近の時期）」「Frequency（頻度）」「Monetary（購入金額）」の3つの指標を用いた顧客分析手法です。

2. 「RFM分析レポート」タブとは

FlipdeskのRFM分析レポートでは、以下のデータをご確認いただけます。

• ユーザ分析
• 平均購入金額（訪問回数別に算出）
• 合計購入金額
• 平均CV点数
• 再来訪のCVタイミング

FlipdeskのRFM分析レポートの使用例

RFM分析レポートの数値を見ていくことで、新たなシナリオ作成のヒントに繋がります。

1.  再来訪3回目の平均購入金額が5,914円で、下位25%の平均購入金額が2,231円だった場合
   • 下位25%の平均購入金額の層にいるターゲットに向けて、シナリオを配信することで平均単価アップを図る。
2. 再来訪2回目でCVしているユーザーが多く、かつ4日以内に再来訪したユーザーのCVが多い場合
   • 現時点から4日前までの行動履歴で、訪問回数が2回以上のユーザーにシナリオ配信することで、コンバージョン数増加を狙う。

3. 表示項目について

▼ 表示最適化

下図は「平均購入金額」以降のデータでご利用いただけます。

4. ユーザー分析

Flipdesk導入後に蓄積したデータ（直近2年間）をもとに、「期間選択」で選択した期間のデータが円グラフに反映されます。

▼ ユーザー構成

▼ ユーザー属性

5. 平均購入金額・合計購入金額・平均CV点数

箱ひげ図と共に、各データをご確認いただけます。

箱ひげ図の見方

箱ひげ図はデータの分布を「箱」と「ひげ」を使って表したグラフで、データの散らばり具合や集中している範囲などを視覚的にも確認することが可能な統計図です。

箱ひげ図は上図のように、最小値から最大値までの範囲を視覚的に確認でき、4つの区間の長さの違いからデータの散らばり具合・集中具合を確認することが可能です。

• 4つの区間
  1. 最小値〜第一四部位数 （〜25%） 
  2. 第一四部位数〜中央値（25%〜50%）
  3. 中央値〜第三四部位数（50%〜75%）
  4. 第三四部位数〜最大値（75%〜）

Flipdeskの箱ひげ図では、箱ひげ図上にカーソルを当てることで、4つの区間の詳細データを確認することも可能ですので、どの区間でどのぐらいの金額・点数を獲得できているのか、詳細データまでご確認いただけます。

また、「平均値」も見れるようにしているため、箱ひげ図の中での平均値を確認することも可能です。

6. 再来訪のCVタイミング（訪問回数・日数）

Flipdesk導入後に蓄積したデータ（直近2年間）をもとに、再来訪時のCVタイミングを調べることが可能です。

表示される円グラフは、「期間選択」で選択した期間のデータが反映されます。

再来訪のCVタイミング（訪問回数）

選択した期間内で、何回目の訪問でコンバージョンしたのかを算出しています。
1回目から8回目以上の訪問まで追えるため、コンバージョンが多い訪問回数を調べることが可能です。

再来訪のCVタイミング（日数）

選択した期間内で、再来訪してコンバージョンしたユーザーの再来訪期間を算出しています。
1日目から8日以上の訪問まで追えるため、コンバージョンが多い再来訪の期間を調べることが可能です。