除外設定画面では、IPアドレスやURLによるシナリオ除外設定ができます。
概要
1. 除外IPアドレス
登録したIPアドレスのユーザーデータはレポート集計から除外されます
社内IPなどを除外することによって、シナリオレポートを純粋にサイト訪問者のみとすることが可能になります。
シナリオの表示確認は可能です。
設定手順
- 左メニューバーより[各種設定 > 除外設定]を選択する
- 【IPを追加】から、除外するIPアドレスを記述し、
画面下部にある【保存する】ボタンでIPを保存する
【IPを追加】をクリックした場合の画面
IP除外機能はレポート集計を行わない特性上、表示回数制限や閉じるボタンのふるまいなど、行動履歴による条件を参照できなくなります。
各シナリオのボタンやポップアップデザインをご確認する場合はプレビュー機能をご利用ください。
また、実際の挙動をご確認したい場合は除外IP以外からアクセスしてください。※この場合レポートには計上されますのでご了承ください。
除外IPからのアクセスで記録されないもの
- クリック(閉じるボタンのふるまい含
- PV数
- CV数
2. 一括除外URL
一括除外ページはシナリオを表示したくないページのURLを部分一致や正規表現で記述することで、サイト全体におけるシナリオ除外設定ができます。
設定手順
- 左メニューバーより[各種設定 > 除外設定]を選択する
- 一括除外URLに記述をし、画面下部にある【保存する】ボタンでURLを保存する
(部分一致で検索をします、正規表現の使用も可能です)
上のように special_item.* と正規表現の記述すると、この文字列を含むURLにおいては、Flipdeskの全てのシナリオが適用されなくなります。広範囲で適用されるシナリオを設定している場合、特定のページでのみFlipdeskのボタンを表示させないようにすることができます。
サイトのドメイン名を記述した場合、全てのページでシナリオが適用されなくなります。
例:www.flipdesk.jp と記述すると www.flipdesk.jp を含むページではシナリオが適用されなくなります。 www.flipdesk.jp/product/ とwww.flipdesk.jp/contact はいずれも指定した文字列を含みます。
影響範囲が限定されるよう設定してください。本設定で一括除外を設定した場合でも、シナリオの設定でこれをキャンセルすることができます。
設定例1
- 広範囲で適用されるシナリオを設定している場合、特定のページでのみFlipdeskのボタンを表示させないようにすることができます。
-
- 「CV回数」が5回以上のユーザーに適用されるシナリオを作成します
- 「閲覧済みページ」が「sale」に部分一致するユーザーに適用されるシナリオを作成します
- 「一括除外ページURL設定」で「cart」と記述します
- CVが5回以上であっても、saleページを閲覧したことがあっても、「cart」を含むページではシナリオが適用されなくなります
設定例2
- サイトのドメイン名を記述した場合、全てのページでシナリオが適用されなくなるためご注意ください。
-
- www.flipdesk.jp と記述すると www.flipdesk.jp を含むページではシナリオが適用されなくなります。
- www.flipdesk.jp/product/ とwww.flipdesk.jp/contact はいずれも指定した文字列を含みます。影響範囲が限定されるよう設定してください。
※特定シナリオでのキャンセル方法
本設定で一括除外を設定した場合でも、特定のシナリオの設定でこれをキャンセルすることができます。
設定手順
- 管理画面右上の⚙をクリックして開き、「一般設定内の一括除外ページ設定を適用しない」にチェックを入れる。
初期状態ではチェックは入っていません。特定のページ群に対して一般設定の一括除外ページURL設定で、シナリオを適用しない設定をした上で、現在編集中のシナリオのみ例外的に適用する場合に使用します。