購買済み商品

本記事は、購買済み商品のFlipdeskにおける定義、コンバージョンタグ、検索対象、検索設定について説明します。

 

この条件を使用するには「コンバージョンタグ」の設置が必要です。

1.購買済み商品とは

過去に購買した商品の情報です。
SKU、商品名、カテゴリを指定可能です。
この条件を使用するにはコンバージョン計測タグに商品情報(skus)を引き渡してください。

ユーザーが商品を購買したそのページで即時適用が可能です。

▼使用例

現在〜100日前の間にSKUが”1234−567”の商品を購入したことがあるユーザー

2.コンバージョンポイント

購入完了と会員登録完了というように、複数のコンバージョンポイントを設置している場合に、判定の対象とするコンバージョンポイントを選択することができます。
選択は「すべてのコンバージョンポイント」か「いずれか1つのコンバージョンポイント」のどちらかから行います。
複数のコンバージョンポイントを設定する場合は、「条件の追加」ボタンを押して複数のターゲティング条件を設定する必要があります。
この場合対象訪問者の設定を「いずれかが当てはまる」に変更する必要があります。
また、他のターゲティング条件との混在ができない場合があります。

3.検索対象

日付と行動履歴の指定

選択肢 説明
現在の訪問内の行動履歴 ユーザーが訪問中のセッション(アクションがない場合は30分で切れます)における行動履歴を対象にして、指定した条件が合致するかを評価します。
〜日前までの行動履歴 現在を起点として、指定した日数まで(実カウントは時間のため、指定した日数×24時間となります)の範囲における行動履歴を対象にして、指定した条件が合致するかを評価します。例:2日前まで→現在時刻からちょうど48時間前までの範囲
〜日より前の行動履歴 指定した日数分だけ過去(実カウントは時間のため、指定した日数×24時間となります)を起点として、そこから指定した範囲における行動履歴を対象にして、指定した条件が合致するかを評価します。
例:3日より前→現在時刻から72時間前〜17520時間(24時間×730日)前までの範囲
〜の間の行動履歴 第1パラメータで指定した日数分だけ過去(実カウントは時間のため、指定した日数×24時間となります)を起点として、第2パラメータで指定した日数までの範囲における行動履歴を対象にして、指定した条件が合致するかを評価します。
例:1日〜2日の間→現在時刻から24時間前〜48時間(24時間×2日)前までの範囲

商品情報の指定

選択肢 説明
すべて コンバージョンタグ、またはカートタグで引き渡されるデータのすべてを比較対象とします。
これには以下の「SKU」「商品名」「カテゴリ」が含まれています。
SKU コンバージョンタグ、またはカートタグで引き渡されるデータのうち対象を「SKU」のみに絞って、比較をおこないます。
これは実際にSKUそのものでなくとも、タグの第1パラメータとして引き渡されたものであれば比較が可能です。
商品名 コンバージョンタグ、またはカートタグで引き渡されるデータのうち対象を「商品名」のみに絞って、比較をおこないます。
これは実際にSKUそのものでなくとも、タグの第2パラメータとして引き渡されたものであれば比較が可能です。
カテゴリ コンバージョンタグ、またはカートタグで引き渡されるデータのうち対象を「カテゴリ」のみに絞って、比較をおこないます。
これは実際にSKUそのものでなくとも、タグの第5パラメータとして引き渡されたものであれば比較が可能です。

4.検索設定

選択肢 説明
いずれかが部分一致する 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の文字列と一部でも一致すれば条件適合となります。
複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。
例:ABCもCDEもEFGもABCDEFGに部分一致しています。ABDやADGやDFGはABCDEFGに部分一致していません。
いずれかが前方一致する 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の先頭からの文字列と一致すれば条件適合となります。
複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。
例:ABCはABCDEFGに前方一致ですが、BCDやCDEは前方一致ではありません。ABCD、ABCDE、ABCDEFはABCDEFGに前方一致です。
いずれかが後方一致する 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の末尾からの文字列と一致すれば条件適合となります。
複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。 
例:EFGはABCDEFGに後方一致ですが、BCDやCDEは後方一致ではありません。FG、DEFG、BCDEFGはABCDEFGに後方一致です。
いずれかが正規表現一致する 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、正規表現で記述した文字列が行動履歴内の文字列と一致すれば条件適合となります。
複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。
例:.BCD...や^ABCやEFG$や^[A-Z]{6,7}はABCDEFGに正規表現一致です。
いずれかが完全一致する 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の文字列と完全に一致すれば条件適合となります。
複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。
例:ABCDEFG以外の文字列はABCDEFGに完全一致にはなりません。
すべて部分一致しない 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の文字列と一部でも一致しなければ条件適合となります。
複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。
例:ABDもADGもDFGもABCDEFGに部分一致していません。AB、BCDなどは部分一致しています。
すべて前方一致しない 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の先頭からの文字列と一致しなければ条件適合となります。
複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。
例:ABCもCDEもEFGもABCDEFGに部分一致しています。ABDやADGやDFGはABCDEFGに部分一致していません。
すべて後方一致しない 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の末尾からの文字列と一致しなければ条件適合となります。
複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。
例:EFGはABCDEFGに後方一致ですが、BCDやCDEは後方一致ではありません。FG、DEFG、BCDEFGはABCDEFGに後方一致です。
すべて正規表現一致しない 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、正規表現で記述した文字列が行動履歴内の文字列と一致しなれば条件適合となります。
複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。
例:.BCD.や^BCDやDEF$や^[ア-—]{6,7}はABCDEFGと正規表現一致していません。
すべて完全一致しない 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の文字列と完全に一致しなければ条件適合となります。
複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。
例:ABCDEFG以外の文字列はABCDEFGに完全一致にはなりません。