本記事では、カート内商品のFlipdeskにおける定義、検索対象、検索設定について説明します。
この条件を使用するには「カート情報取得タグ」の設置が必要です。
1.カート内の商品とは
現在カートに入っている商品の情報を指定する条件です。SKU、商品名、カテゴリの指定が可能です。
▼使用例
カート内に”特価品”のカテゴリの商品があるユーザー
2.検索対象
選択肢 | 説明 |
すべて | コンバージョンタグ、またはカートタグで引き渡されるデータのすべてを比較対象とします。 これには以下の「SKU」「商品名」「カテゴリ」が含まれています。 |
SKU | コンバージョンタグ、またはカートタグで引き渡されるデータのうち対象を「SKU」のみに絞って、比較をおこないます。 これは実際にSKUそのものでなくとも、タグの第1パラメータとして引き渡されたものであれば比較が可能です。 |
商品名 | コンバージョンタグ、またはカートタグで引き渡されるデータのうち対象を「商品名」のみに絞って、比較をおこないます。 これは実際にSKUそのものでなくとも、タグの第2パラメータとして引き渡されたものであれば比較が可能です。 |
カテゴリ |
コンバージョンタグ、またはカートタグで引き渡されるデータのうち対象を「カテゴリ」のみに絞って、比較をおこないます。 |
3.検索設定
選択肢 | 説明 |
いずれかが部分一致する | 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の文字列と一部でも一致すれば条件適合となります。 複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。 例:ABCもCDEもEFGもABCDEFGに部分一致しています。ABDやADGやDFGはABCDEFGに部分一致していません。 |
いずれかが前方一致する | 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の先頭からの文字列と一致すれば条件適合となります。 複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。 例:ABCはABCDEFGに前方一致ですが、BCDやCDEは前方一致ではありません。ABCD、ABCDE、ABCDEFはABCDEFGに前方一致です。 |
いずれかが後方一致する | 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の末尾からの文字列と一致すれば条件適合となります。 複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。 例:EFGはABCDEFGに後方一致ですが、BCDやCDEは後方一致ではありません。FG、DEFG、BCDEFGはABCDEFGに後方一致です。 |
いずれかが正規表現一致する | 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、正規表現で記述した文字列が行動履歴内の文字列と一致すれば条件適合となります。 複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。 例:.BCD...や^ABCやEFG$や^[A-Z]{6,7}はABCDEFGに正規表現一致です。 |
いずれかが完全一致する | 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の文字列と完全に一致すれば条件適合となります。 複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。 例:ABCDEFG以外の文字列はABCDEFGに完全一致にはなりません。 |
すべて部分一致しない | 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の文字列と一部でも一致しなければ条件適合となります。 複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。 例:ABDもADGもDFGもABCDEFGに部分一致していません。AB、BCDなどは部分一致しています。 |
すべて前方一致しない | 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の先頭からの文字列と一致しなければ条件適合となります。 複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。 例:ABCもCDEもEFGもABCDEFGに部分一致しています。ABDやADGやDFGはABCDEFGに部分一致していません。 |
すべて後方一致しない | 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の末尾からの文字列と一致しなければ条件適合となります。 複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。 例:EFGはABCDEFGに後方一致ですが、BCDやCDEは後方一致ではありません。FG、DEFG、BCDEFGはABCDEFGに後方一致です。 |
すべて正規表現一致しない | 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、正規表現で記述した文字列が行動履歴内の文字列と一致しなれば条件適合となります。 複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。 例:.BCD.や^BCDやDEF$や^[ア-—]{6,7}はABCDEFGと正規表現一致していません。 |
すべて完全一致しない | 設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の文字列と完全に一致しなければ条件適合となります。 複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。 例:ABCDEFG以外の文字列はABCDEFGに完全一致にはなりません。 |