閲覧済みページ

本記事では、閲覧済みページのFlipdeskにおける定義、検索対象、検索設定について説明します。

1.閲覧済みページとは

ユーザーが閲覧したことのあるページをURLで指定します。

Flipdeskタグが埋め込まれているページのみ指定可能です。URLの記述のため、前方一致や完全一致の場合はhttpから始まる文字列になります。

▼使用例

現在〜10日前の間に下記ページを閲覧したことがあるユーザー
> http://example.com/newspage.html

これまでに [http://example.com/newspage.html] を閲覧したことのないユーザーは、初めて [http://example.com/newspage.html] を訪問した際に条件合致となります。

2.検索対象

対象期間は最大90日間です。

選択肢 説明
現在の訪問内の行動履歴 ユーザーが訪問中のセッション(アクションがない場合は30分で切れます)における行動履歴を対象にして、指定した条件が合致するかを評価します。
〜日前までの行動履歴 現在を起点として、指定した日数まで(実カウントは時間のため、指定した日数×24時間となります)の範囲における行動履歴を対象にして、指定した条件が合致するかを評価します。例:2日前まで→現在時刻からちょうど48時間前までの範囲
〜日より前の行動履歴 指定した日数分だけ過去(実カウントは時間のため、指定した日数×24時間となります)を起点として、そこから指定した範囲における行動履歴を対象にして、指定した条件が合致するかを評価します。例:3日より前→現在時刻から72時間前〜720時間(24時間×30日)前までの範囲
〜の間の行動履歴 第1パラメータで指定した日数分だけ過去(実カウントは時間のため、指定した日数×24時間となります)を起点として、第2パラメータで指定した日数までの範囲における行動履歴を対象にして、指定した条件が合致するかを評価します。例:1日〜2日の間→現在時刻から24時間前〜48時間(24時間×2日)前までの範囲

3.条件設定

選択肢 説明
いずれかが部分一致する

設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の文字列と一部でも一致すれば条件適合となります。

複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。

例:ABCもCDEもEFGもABCDEFGに部分一致しています。ABDやADGやDFGはABCDEFGに部分一致していません。

いずれかが前方一致する

設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の先頭からの文字列と一致すれば条件適合となります。

複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。

例:ABCはABCDEFGに前方一致ですが、BCDやCDEは前方一致ではありません。ABCD、ABCDE、ABCDEFはABCDEFGに前方一致です。

いずれかが後方一致する

設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の末尾からの文字列と一致すれば条件適合となります。

複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。

例:EFGはABCDEFGに後方一致ですが、BCDやCDEは後方一致ではありません。FG、DEFG、BCDEFGはABCDEFGに後方一致です。

いずれかが正規表現一致する

設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、正規表現で記述した文字列が行動履歴内の文字列と一致すれば条件適合となります。

複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。

例:.BCD...や^ABCやEFG$や^[A-Z]{6,7}はABCDEFGに正規表現一致です。

いずれかが完全一致する

設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の文字列と完全に一致すれば条件適合となります。

複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。

例:ABCDEFG以外の文字列はABCDEFGに完全一致にはなりません。

すべて部分一致しない

設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の文字列と一部でも一致しなければ条件適合となります。

複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。

例:ABDもADGもDFGもABCDEFGに部分一致していません。AB、BCDなどは部分一致しています。

すべて前方一致しない

設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の先頭からの文字列と一致しなければ条件適合となります。

複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。

例:ABCもCDEもEFGもABCDEFGに部分一致しています。ABDやADGやDFGはABCDEFGに部分一致していません。

すべて後方一致しない

設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の末尾からの文字列と一致しなければ条件適合となります。

複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。

例:EFGはABCDEFGに後方一致ですが、BCDやCDEは後方一致ではありません。FG、DEFG、BCDEFGはABCDEFGに後方一致です。

すべて正規表現一致しない

設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、正規表現で記述した文字列が行動履歴内の文字列と一致しなれば条件適合となります。

複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。

例:.BCD.や^BCDやDEF$や^[ア-—]{6,7}はABCDEFGと正規表現一致していません。

すべて完全一致しない

設定欄内に記述した文字列と、ユーザーの行動履歴を比較して、記述した文字列が行動履歴内の文字列と完全に一致しなければ条件適合となります。

複数の条件が必要な場合は改行をして2番目以降の条件を記述してください。

例:ABCDEFG以外の文字列はABCDEFGに完全一致にはなりません。