一般設定画面では、クロスドメイン設定やシナリオの一括除外設定ができます。
概要
1.サイトのドメイン
1つの管理画面で複数ドメイン利用する際に設定します。
サイト内が複数のドメインに分かれている場合、またはドメインが同じでも http と https に分かれている場合のみ、設定を行ってください。
それ以外の場合(サイトのドメインが統一されている場合)は、この設定は必要ありません。
設定手順や注意事項はこちらをご確認ください。
2. 同一ドメイン内でのHTTP/HTTPS
同一ドメイン内にHTTPとHTTPSのページが混在している場合、HTTP側の行動履歴を使ってHTTPS側でターゲティングができないことがサイトの構造によっては稀にあります。これはHTTP側とHTTPS側で別のユーザーとして扱われてしまっていることによるものです。
設定手順
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- 管理画面のサイドメニューから「各種設定」>「基本設定」を開く
- 「同一ドメイン内でのHTTP/HTTPS」のセレクトボックスで優先したい方を選択する
- ページ最下部の「保存」ボタンをクリックする
ここの設定でセレクトセレクトボックスで「HTTP優先」「HTTPS優先」のいずれかを選択すると、選択した側のユーザーIDのみを以後Flipdeskで利用することになります。
Flipdeskの利用開始時に設定する場合はランディングページがある方を優先して設定すると、行動履歴を余すことなく利用することができます。利用開始後ある程度の時間が経って行動履歴の蓄積が進んだ状態で設定を変更する場合は以下の点に注意して設定変更を行ってください。
HTTP側に回遊するページ、HTTPS側にカートページやコンバージョンページがそれぞれ存在する場合に、ページの閲覧履歴や訪問回数などを元にターゲティングすることを重視するのであればHTTP優先とします。これにより当該ユーザーのそれまでのページ閲覧履歴は保持されます。この設定によりそのユーザーのコンバージョン履歴は一旦リセットされます。
対してコンバージョン履歴を元にターゲティングすることを重視するのであればHTTPS優先とします。これにより当該ユーザーのそれまでのコンバージョン履歴は保持されます。この設定によりそのユーザーのページ閲覧履歴は一旦リセットされます。
設定変更後はそのユーザーの行動履歴は一貫してHTTP/HTTPSのいずれでも同一のユーザーとして記録されることになります。
3. SPA設定
ページを都度読み込まないSPA(シングルページアプリケーション)サイトでFlipdeskを利用する場合にはこの設定が必要です。SPA設定をオンにすることで、「ページの読み込み」に加えて「URLの更新」でもタグの評価が行われるようになります。
URLが変わらないSPAサイトでは、この設定をオンにしてもFlipdeskを正しく動作させることはできません。ページの読み込み、URLの更新のいずれも行われないと、基本タグが読み込まれずにユーザーの行動が評価されないためです。
設定手順
管理画面のサイドメニュー > 各種設定 > 基本設定から「SPA設定」にチェックを入れ保存してください。
#(ハッシュ)タグも含めたURLの変化で、Flipdesk基本タグが再評価されます。
「SPA設定」と「チャットシナリオの配信」を同時に行うことはできません。チャットを利用する場合は、本設定をオフにしてください。
4. 閉じるボタンのふるまい(オプトアウト)
シナリオの閉じるボタンを押したユーザーにオプトアウト期間を設定する機能です。
オプトアウト期間は各シナリオごとに設定できますが、一般設定のオプトアウトでは管理画面内の全てのシナリオに対して挙動します。
※一般設定のオプトアウトが<設定しない>だった場合でも、各シナリオのオプトアウトで<30分間このシナリオを表示しない>がデフォルト設定としてあるため、システム全体のデフォルトとして30分間のオプトアウトがございます。
一般設定の方がより強い設定となります。
以下の場合、閉じるボタンをクリックすると全てのシナリオが1時間表示されなくなります。
・一般設定:1時間
・シナリオ:30分
各シナリオのオプトアウトについてはこちらの表をご覧ください