コンバージョンタグの仕様

Flipdeskのコンバージョンを計測するタグ、【コンバージョンタグ】について説明します。

1. コンバージョンタグとは

コンバージョンを計測するためのタグです。
下記のようなコンバージョンポイントに設置いただくことで、ユーザーがコンバージョンにいたったか否かを計測することが可能です。

コンバージョンポイント例
  • 購入完了ページ
  • 会員登録完了ページ
  • お申し込み完了ページ
  • 資料請求完了ページ
  • お問い合わせ完了ページ

2. コンバージョンタグの仕様

コンバージョンタグは設置いただいたページが読み込まることで発火し、データを計測します。
正常に発火させるには、基本タグの設置が必須となりますので詳しくは「3. 設置箇所」をご参照ください。

管理画面内に、各企業様専用のコンバージョンタグをご用意しております。

「管理画面 > タグ管理 >コンバージョンタグ」内にありますので、設置したいコンバージョンタグをコピーしてご利用ください。

コンバージョンタグ

「コンバージョンタグ」画面内を下にスクロールすると下記のような専用のコンバージョンタグがあります。
※デフォルトではタグ名が「購入完了」になっておりますが、タグ名は自由に変更いただけます

▼ コンバージョンタグサンプル

<!-- body内に埋める -->
<script id="fd_conversion">
window.fdData = window.fdData || [];
function fdtag(){window.fdData.push(arguments);}

fdtag('track', 'conversion', {
// コンバージョンタグID(※変更しないでください)
tid: ★★★★
  // 合計購買点数(※必須)
q: '変数を入力',
// 合計購買金額(※任意)
p: '変数を入力',
// 受注番号など、コンバージョンを識別する文字列(※任意)
oid: '変数を入力',
// 購買した商品の内訳(※任意)
skus: [
{
q: '変数を入力', // 購買点数(※必須。固定の場合は「1」を設定してください。)
sku: '変数を入力', // 商品番号など、商品を識別する文字列(※任意)
t: '変数を入力', // 商品名(※任意)
p: '変数を入力', // 商品の単価(※任意)
c: '変数を入力' // 商品カテゴリ(※任意)
}
]
});
</script>

上記tid: ★★★★の★部分にはコンバージョンタグごとにユニークなタグIDが付与されていますので、設置時に変更しないようご注意ください。

▼ コンバージョンタグのパラメータ

パラメータ 必須 説明
q

合計購買点数です。

半角数字のみ引き渡すことが可能です。

コンバージョンがお問い合わせや会員登録など点数「1」のように固定の場合は、q: 1,と指定します。

p  

合計購入金額です。

半角数字のみ引き渡すことが可能です。

変数を省略した場合、データは引き渡されず無効になります。

変数を引き渡した場合、ターゲティングの【購入金額】条件をご利用いただけます。

oid  

受注番号・注文番号など、コンバージョンを識別する文字列です。

半角英数字のみ引き渡すことが可能です。

変数を省略した場合、データは引き渡されず無効になります。

skus  

購買した商品の内訳です。

skus内の指定方法は次の指定方法をご参照ください。

変数を省略した場合、データは引き渡されず無効になります。

購買内訳(SKUs)の指定方法

コンバージョンタグ内にある「skus」は商品ごとに下記のフォーマットに沿って情報を引き渡します。

skus: [
  {
    q: '変数を入力',    // 購買点数(※必須)
    sku: '変数を入力',  // 商品番号など、商品を識別する文字列(※任意)
    t: '変数を入力',    // 商品名(※任意)
    p: '変数を入力',    // 商品の単価(※任意)
    c: '変数を入力'     // 商品カテゴリ(※任意)
  },
]

該当のパラメータにはそれぞれ専用の変数を引き渡していただく必要があります。

パラメータ 必須 説明
q

購買点数です。

商品の点数を引き渡すための変数を設定してください。

半角数字のみ引き渡すことが可能です。

sku  

商品番号など、商品を識別する文字列です。

商品の商品番号などを引き渡すための変数を設定してください。

半角英数字のみ引き渡すことが可能です。

変数を引き渡した場合、ターゲティングの【購買済み商品】条件のSKUをご利用いただけます。

t  

商品名です。

商品名を引き渡すための変数を設定してください。

変数を引き渡した場合、ターゲティングの【購買済み商品】条件の商品名をご利用いただけます。

p  

商品の単価です。

商品単価を引き渡すための変数を設定してください。

c  

商品のカテゴリ名です。

商品のカテゴリ名を引き渡すための変数を設定してください。

変数を引き渡した場合、ターゲティングの【購買済み商品】条件のカテゴリをご利用いただけます。

変数を引き渡す際、カンマの取り扱いにご注意ください

「,(半角カンマ)」は区切り文字として使用しているため、引き渡す変数の値に半角カンマが含まれる場合は値から削除するか、全角カンマなどに置換してください。

例)商品名が「【2,000円OFF】Tシャツ」だった場合

「2,000円OFF」の部分に半角カンマが含まれているため、正常に計測できません
  • 削除した場合:【2000円OFF】Tシャツ
  • 全角カンマにした場合:【2,000円OFF】Tシャツ

3. 設置箇所

コンバージョンポイントとなるページ(購入完了ページ・会員登録完了ページ・お申し込み完了ページなど)の<body>タグ内に設置してください。

コンバージョンタグは単体では機能しないため、必ず基本タグと一緒に設置してください。

基本タグが設置されていないページにコンバージョンタグを設置しても、データは計測できませんのでご注意ください。

※設置方法のマニュアルはこちら

設置例

  • 複数商品を購入するケースがあるサイトの、購入完了専用コンバージョンの場合
    • コンバージョンタグのskus内を増やして設置します。
      例)2点のSKU情報を取得する場合
      skus: [
        {
          q: '変数を入力',    // 購買点数(※必須)
          sku: '変数を入力',  // 商品番号など、商品を識別する文字列(※任意)
          t: '変数を入力',    // 商品名(※任意)
          p: '変数を入力',    // 商品の単価(※任意)
          c: '変数を入力'     // 商品カテゴリ(※任意)
        },
        {
          q: '変数を入力',    // 購買点数(※必須)
          sku: '変数を入力',  // 商品番号など、商品を識別する文字列(※任意)
          t: '変数を入力',    // 商品名(※任意)
          p: '変数を入力',    // 商品の単価(※任意)
          c: '変数を入力'     // 商品カテゴリ(※任意)
        },
      ]
  • 会員登録完了や資料請求完了など、skusを使用しないコンバージョンの場合
    • 会員登録完了や資料請求完了など、コンバージョンの詳細情報が必要ない場合はskusを省略することが可能です。
    • 例)会員登録完了のコンバージョンタグで、ミニマムにした場合
      <!-- body内に埋める -->
      <script id="fd_conversion">
        window.fdData = window.fdData || [];
        function fdtag(){window.fdData.push(arguments);}

        fdtag('track', 'conversion', {
          tid: ★★★★,
          q: 1,
          p: '',
          oid: ''
        });
      </script>
  • いくつかのパラメータを省略した場合
    • システムによっては全ての変数を設置できない場合があります。
    • その場合は、変数を省略することが可能です。
      <!-- body内に埋める -->
      <script id="fd_conversion">
        window.fdData = window.fdData || [];
        function fdtag(){window.fdData.push(arguments);}
        fdtag('track', 'conversion', {
          tid: ★★★★,
          q: '変数を入力',
          p: '変数を入力',
          oid: '',
          skus: [
            {
              q: '変数を入力',
              sku: '変数を入力',
              t: '',
              p: '変数を入力',
              c: ''
            }
          ]
        });
      </script>

変数の入力を省略する際はご注意ください

  • 変数前後にある以下2つの文字列は削除せず、必ず残してください。
    • '(シングルクォーテーション)
    • ,(カンマ)
  • 以下の場合は例外となります。
    • 引き渡す変数の値が数字のみの場合は「'(シングルクォーテーション)」がなくても問題ありません。
    • 最後の変数のパラメータに付与される末尾の「,(カンマ)」はない状態が正となります。

4. 動作確認の手順

コンバージョンタグが正常に動作しているか、設置されいてるかを確認する場合は
「管理画面 > レポート管理 > コンバージョン履歴」から確認することが可能です。

※もっと詳しい動作確認の手順はこちら

コンバージョンで取得したデータをターゲティング条件で使用したい場合は、必ず正常に動作している必要がありますので、設置後は必ず動作確認を行ってください。

5. 複数のコンバージョンタグを生成する方法

Flipdeskではコンバージョンポイントに応じて、複数の専用コンバージョンタグを生成することが可能です。

購入完了ページと会員登録完了ページそれぞれのコンバージョン件数を測りたい場合などの際にはぜひご活用ください。

専用のコンバージョンタグ生成手順

コンバージョンタグ生成手順

① 管理画面のサイドメニューから「タグ管理 」を開く

②「コンバージョンタグ」を開く

③ 画面下部にある「+ 新しいタグを追加する」ボタンをクリック  

新しいタグを追加する

④ コンバージョンタグ名を設定できるテキストボックスが表示されるので、管理しやすい名前(「会員登録完了」や「申し込み完了」など)を入力
 ※この時点ではtid: 0;となっていますが、保存することでタグIDが発行されます。

新しいコンバージョンタグを保存する

⑤ 「保存する」ボタンをクリックして、専用のコンバージョンタグの生成が完了